Pile up my life

自分で考える練習

これからの人生デザインと自分業を形成するために

 

今私は人生の折り返し地点に来ているなとここ一、二年で急に感じるようになった。あとどれくらいの時間が私には残されているのかという視点に変わり、若い頃のように未来が無限にあるとは思わなくなってきているのだ。今までだったら人生を「どう生きるか」と考えていたのに、最近は「どういう感情で、何を最後に思い出して死にたいか」というベクトルで考えるようになった。逆算である。

 

あと若い頃に思っていた"大人"とか"将来"って今くらいの年齢の自分のことを想像していたんじゃないかと思う。過去の私が想定していた自分に今なれてる?なれている部分もあるし、考えが足りていなかったと思うところもある。とりあえずまだとても満足できていない。今まで騙し騙し先延ばしにしてきたことに、いよいよ向き合わないと人生が終わってしまうなと少し焦ってもいる。

 

私は結婚してからこれまで家事と育児という仕事を主にしてきたのだけど、今その他にも自分の仕事を見つけたいと思っていて、それが私の目の前にある壁といえば壁。私も自分の生み出したお金で家計を支えてみたいし、お小遣いではないお金で自分の好きなことをしたら楽しさもまた違うだろうなと思う。

 

尾石さんのVoicyは以前から時々聞いていて、子育て世帯や働くママの日常にある様々な悩みや問題を細かく分解して見事に解決に導いてくれるので参考にさせていただいている。尾石さんといえばフルタイムワーカーの印象だったが、この本を読んで会社勤めを辞められていたことを知り驚いた。

この本には彼女が会社を辞めて自分業にシフトしていく際の準備と実践、そしてそれによる生活や周りの人の変化について書かれている。尾石さんらしく一つ一つのことを丁寧に分解し分析し、時間をかけて追求と積み上げが行われて今に至るまでがよくわかった。

自分業(何を売っていくか)を探る方法が何通りも書かれていたのには膝を打ったし、私が自分の人生に満足するためには何が必要で、それを得るためには今何をすれば良いかということを考える時間を持つこともできた。

 

多くの人が周りと同じように大企業への就職を目指し、結婚しマイホームを持って子供を産み育てるという誰かが決めたモデルコースみたいに画一化された”幸せ”を手に入れようと、みんなで同じ努力の仕方をする時代は終わりつつあるのだと思う。というかこのような風潮になったのはせいぜいここ数十年のことだという話も聞く。それ以前は個人事業主が多く、農家が多数ではあるがそれぞれに違ったお金の稼ぎ方をしていたそう。

 

人それぞれ別々の興味や関心ごとがあるのだから、習得したい技術や能力、売りたいものもそれぞれに違っていて仕事や働き方も各々異なる世界っていいなと思う。一人では手に負えない大きなことをしたいなら誰かと組んだり大きな組織に入れば良いのだろう。いずれにせよ自分業を育てていくべきということに変わりはない。早速小さな積み上げから始めていきたい。

 

私が次に行うアクション

  • 2024年にやりたいことリスト100を作り、私の求めている幸せの像と傾向を掴む
  • 読書レビューからブログを頑張る

 

「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略 【 "マイキャリア" の整理に使える2つのワークシートDL特典付き】 <3つの要素棚卸し> & <重ね合わせ発見>

/尾石晴(ワーママはる)著

 

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